レイモンドチャンドラーがハリウッドで「サイコ」の脚本を書いた事は先に書きました。
こんな才能のクロスオーバーは大好き
...なんだが、倭国はなあ(嘆息)
実は数少ないアメリカンのノーベル賞作家が手がけた映画の脚本がある。
The Big Sleep
原作はチャンドラー
監督はハワードホークス
役者はボガードにバコール
ここまでは、だれもが知っている映画トレビア
しかし、この映画の脚本家は、フォークナーなんですよ!!
名声の割に小説家としての実入りが少なかったようで、アルバイトで何本かシナリオを書いたそうです。
当時は週給の時代ですから、映画にならない脚本は単なるゴミ...忘れられた傑作があったかも、、、
あの難解極まりない「三つ数えろ」をネタに惰日記を書くつもりが、多少方向転換。
作家は如何に映像に関与するか?
谷崎は映画初期に結構シュールな作品にのめり込んでいますが、、雑魚はさておき大作家ではあまり聞かない。
三島由紀夫は映画好きでしたが、役者になったり主題歌の自作自演はありますが、、、自己顕示欲が強いってけだしその通りですなあ
安部公房は、、戯曲と舞台女優を愛人にしただけ
稀有の例だが富岡多恵子さんが「天の網島」のシナリオに参加している。
小説家にとっては、、、近くて遠い世界が映画みたいだ。
多少話を戻しますが....この「作品」
ウィキでは、小説版はストーリーの紹介をほぼ諦めています。映画版は長々と書いてますが...サッパリあたまに入らない。
何人ものヒトザルが死ぬんだが、加害者や動機がよくわからない....これでも傑作フィルムノワールなのかなあ?
やはり、、ノーベル賞作家なんて物書きとしては大した事ないんだわ。
でもね...あまり本筋でもない会話のやりとりは...実に素晴らしい。
この電話のシーンは、知る限り最高の掛け合い漫才なんですよ(^^)
....
あとはオマケ
ロバートミッチャム版の「大いなる眠り」があるのを知ってしまった
実はある作品で、マーローを演じて好評だったからの二番煎じ?
みてみたい気持ち満載ですが、アマゾンプライムにはまだ有りません。
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