リーガルサスペンスはお気に入り。
もっとも「正義は金と名声になる」はなしに限られますから、かなり極私的。
司法が正義の味方なんて信じていたのは我妻栄先生の著作なんかを読んでいた頃ですから、遠い昔。
しかし、エリンブロコビッチ(実在の貧しいシングルマザー)が環境汚染で三億ドルの和解金を勝ち取ったおはなしなんかは嫌いじゃない。
この作品の主役やった事で単に可愛くてギャラだけが高いジュリアロバーツにオスカーのベストアクトレスが転がり込んだ。
ちなみに、エリン本人はカメオで映画にも登場。
ダイナーのウェートレスの役ですから胸のネームプレートで彼女だと...わかる人はわかるって演じ方がにくいねえ。
キャリアの中の最後の輝き....もう忘れられつつ有ります...
シビルアクションとは民事訴訟のこと
こちらはジョントラボルトが辣腕弁護士で、エリンと同じような水質汚染訴訟に...大企業相手だから「カネになる」って考えたのが間違い...じやないの。
貧しく惨めな被害者に心揺さぶられ途中から正義の味方になるのよ...この弁護士はプロじゃない。
師(士)業はクライアントに感情移入しちゃダメなのですが、なにもかも投げ出して、、玉砕
相手の代理人がロバートデュバルですから......役者が違うわ。
彼は主役なんだが、単に相手側代理人のヒキタテヤクだった。
この演技でオスカーもらえないなら、生涯無理だしロクな役も...実際回ってきてません。
かれの円熟のキャリアは、これとパルクフィクションだけ。彼も終わった役者。
オリジナルのノンフィクションを斜め読み
映画とはかなり差があります。
この手の裁判はファイトマネーのみで
経済的利益の三割と必要経費。
長丁場の裁判になりますから、途中で資金切れしたらその時点で負け。判決まで持ち込んでも敗訴ならば、まったくの無駄骨
裁判というよりもリスキーなギャンブルに近い
0 件のコメント:
コメントを投稿