三年あまり前に散々書き散らかしたが、改めてまとめ記事を....
一般に三種類あるといわれます。
無限暦(西暦、中華民国暦等)
循環暦(十干十二支による60年サイクル)
有限暦(世界で唯一の倭の元号)
単に利便性による符号に過ぎないが、ある種のイデオロギーも見え隠れします。
西暦とはキリスト暦だし、今は亡きに等しい檀君暦や皇紀暦は建国神話に由来し、倭の元号に至っては「ミカドの時空支配権」そのもの。
だから改元令には御名御璽が未だに記されるのよ。
この制度は中華に始まるが、冊封体制下では宗主国に対する手前独自の元号を持つ事が忌避され(朝鮮や越南)、堂々と使っていたのは倭国だけ。
基本属国ではなかったから忖度しないのは当然
千年以上も営々と続く悠久の制度なんだから、世界文化遺産に登録を!って機運が高まらないのは不思議....でもなんでもなく、世界遺産なんて観光資産だから高まりようがないのは当たり前ですし、ネトウヨなんかも所詮尊王意識に欠けるんです。
じゃあアタシが!っていいたいが、ある理由からやらないことにしている。
政府の公式見解は元号の数は248とされるが、
これには北朝元号も加算している筈だ。
北朝の天皇を皇族として泉涌寺でお祀りするのは構わないが、南北朝正潤論からすれば、北朝の天皇は僭皇に過ぎないとされるから北朝年号だって偽号のはず。
同じ時期に二人の天皇がいてはならないように元号がふたつありますはまずいでしょう。
かと言って北朝元号を全否定すると...多少困ったことも生じるし....
それはそれとして、アタシは平成以降キリスト暦しか使った事がない。
これは単なる利便性。
悠久深淵なる文化って実のところ使い勝手悪いのよ。
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