2021年12月5日日曜日

 雪混じりの雨が霙(みぞれ)。

氷雨も同じ意味だそうですが、気象予報士のお姉さんは使わないようです。
それが氷結して粒状になれは、霰
最後の極め付けが雪。
以上からすれば、雨混じりでなく粒状でもないものと言うことになります。

雪はシンシンとふるものだが、、、、

「雪(ゆき)」冬の童謡「ゆめある」では保育士・教師向けの教育現場に役立つ伝統的な作品を公開しています。昔話は日本語を学習する外国人向けにも活用されています。手遊び歌は高齢者のリハビリにも活用されています。歌・音楽:山口あいイラスト:森のくじら【歌詞】ゆきやこんこ あられやこんこふってはふっては ずんずんつもるやまものはらも わたぼうし...リンクyoutu.be


だっから、、、雪やコンコン、霰やコンコン
っておっかしいだろう?と言うのは、大昔にばあやが間違って教えたか間違えて思い込んだからのどっちか

改めて歌詞を見るに.....雪やこんこ、霰やこんこ
来んこ、、のことらしくて、降る様ではない。
今頃になって知識が正確になってもさしたる事はないが、無駄でもない。


たかが、天空から降り落ちてくる水滴もどきをあれやこれやとネーミングする倭人の美意識。
水滴の状態はさておき、刷り込まれた多様な美意識の微妙な差異。


遅くなっても必ず行くからって言うから、、、ずっと竹の葉を打つ霰の微かな音をバックミュージックに、、ワインが一本空く頃には、はや暁
すっぼかされたのよねえ、、アタシをフルなんて度胸あるわねえ。まあいいって、アタシってモテ女なんだから(^^)
いまから、本命の親王さまにLINEしよっと

とかなんとかの長い詞書のあとに和泉式部の一首


竹の葉に霰ふるなり
さらさらに
ひとりは寝べき ここちこそすれ


塚本邦雄的鑑賞技法だとかような事になります。
やはり、ここは霰でないと絵にならない。
実写風景と心象風景の二重構造というのは御約束ごとですが、霙だとメソメソするし雪だと想いが深すぎる感じ。所詮は恋多き女の一夜のエピソードに相応しくない。




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