作者は天安門事件を主題とした作品で反革命扇動罪で処罰され、、、その後ドイツに亡命。
強権独裁体制下では「真実は虚構の形でしか発表出来ない」ことより、もっぱらフィクション形式で彼が信じる真実を世間に問うている。
翻訳は産経出身のジャーナリストで、版元は文藝春秋だから、まるで荒唐無稽のキワモノでもなかろうし、、、しかし、まったく話題になっていないのは如何なる事だ?
YouTubeにすら関連投稿がない
贖ってまで読む気はないので、公立図書館での行列を覚悟したが、たったの一人待ち
ノコノコと話題にすれば、身に危険が及ぶかもって覚悟したが当てが外れた、、、というか、災厄の発端には既に興味はないのか?
いまや「災厄」の始まりは歴史の一コマであり、歴史は正史(官製の公式記録)にしか存在しない。それ以外は、、、フェイクか妄想かお伽噺だとさ。
2020年1月23日、、、もう忘れてしまった武漢閉鎖発令の日。
物語は、その日に運悪くドイツから武漢の家族の元に帰国した歴史学者の苦難から始まります....
ネット警察の手をくぐり抜けた真偽ならざるエピソードや公式声明やらを積みあげながらストーリーは展開される。
いままで耳にした色んな情報がドキュメンタリーチックに展開されます。
因みに....COVID-19 の正式な意味ですが、これが真実だって
小説としての出来栄えは、、、論ずるに足りない
To be continued
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