ジャンコクトーの小説のタイトル
和訳だと「恐るべき子供たち」
最初に訳したのは画家の東郷青児氏のようですが、あまりな直訳だから、誰かが新時軸を打ち出してもいいが、、、みなさん踏襲しています。
芸がない...と揶揄するほどフランス語に堪能ではないアタシ。
意味は結構多義であり、
大人を困らせる不作法な悪ガキというのが本義らしいが、いまでは「早熟の天才にして傍若無人」と使われます。
褒めているようなそうでも無いみたいな.....
迂闊な事ですが、この映画の存在は知っていたが、監督はコクトーだと思い込んでいた。
実はメルビルだったとは、、、
後年、フレンチフィルムノワールの鬼才といわれたものですが、若い頃はヌーベルバーグ派の映画人。
役者もやれば監督もこなす才人でした。
処女監督作品がこれ
残念ながら小屋では見たことがないし、動画配信サイトにもない(2004年のリメイク版はユーチューブにあるが、サブタイトルなし)
さて.....
それでなくとも辛気臭くて理屈の多いフランス映画のそれも50年台のヌーベルバーグ的な映画。
大抵は爆睡するのですが....
実に素晴らしい。
結末が優れてヌーベルバーグ的だった。
つまり主人公が非喜劇的な最後を遂げてしまう
文化庁は映画製作に様々な助成金を出していますし、それが悪いとまでは言わない。
しかし、過去の文化遺産的な名作映画の4Kデジタル化支援もやってほしいねえ。
費用感は様々だが、ざっと映画一本につきうん千万円
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