2021年12月3日金曜日

コンスピラシー

 なんともおどろおどろしい響き


Conspiracy Theory 

陰謀だけならば、単に「共同謀議」だから、場末の居酒屋で仕事帰りにクダ巻き上司の悪口に始まり.....酒量と共に段々と実現不能的なまでに過激に....みたいなもの

しかし「陰謀論」となれば、世界は見えざる悪魔的な手で人知れず動かされ踊らされており....そのオペレーションの主体が秘密結社。


有名どころでは


フリーメイソン

薔薇十字団

テンプル騎士団、、、、やらその分派に亜流


特段「陰謀」を企てたり「陰謀論」を喧伝する事を目的に設立されたとは聞き及ばないが、友愛を目的とする社団法人に過ぎない。


テンプル騎士団はすこし様相を異にし、聖地のガードマンとして設置され、その活動を支援するためにさまざまな特権が付与され巨大化した。エルサレム奪還が不可能になった以上存在意義は無くなった筈だが、組織は自転肥大化し、、、諸行無常盛者必衰

異端の冤罪をきせられて瓦解した


その後、さまざまな脚色がなされ、其々が陰謀論の総本山のように取り上げられるが、多くあるいは大半が捏造に過ぎず....陰謀論ビジネスの片棒を担いでいますが、その発端が「理性の時代」に始まるってところが実に面白いし、、、なにかしらアンチキリスト的(あるいはキリスト的擬制)でもある。




倭の歴史でも同じようなフレームがないか、、知の大伽藍をかき回していますが何も出てこない。

闇組織が裏権力を握り陰謀をめぐらし、、、ってフィクションとしてこれほど面白いものはない。

顕教のあるところ密教あり....なんだから、陰謀論的な話題に最適なんですがね


秘密結社という以上、複数人が徒党を組み、表沙汰には出来ない目的をもち、、

怪しげあるいは過激な結社はそこそこあるのですが、長期にわたり歴史を壟断するまでには至らないし、そのような組織でもない。


あえて言うと、秘密結社の定義からは外れますが、中臣鎌足以来の藤原氏かなあ。

長きにわたり宮中の影の支配者

天皇家に「藤」葛のように寄生して、、しかし宿主を枯らしては何もならないから、臣下の地位にあえて甘んじ、義満のように皇位への野心は絶対にもたずに.....

藤原北家の五摂家は近衛を筆頭に未だに命脈を保っています。

各々が伊勢神宮や平安神宮の大宮司を務めておられますし、なんちゃって、近衛の御当主の実の兄は細川何某なる総理大臣経験者だって!

白面宰相と言い、密教の住人は顕教の世界に登場しない方が宜しいかと.....



To be continued 





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