2021年12月7日火曜日

ダ・ヴィンチな微笑み

 縦66センチ、横45センチ

くるみ板にオイルを塗りたくっただけの15から16世紀に製作された絵画

一応真贋論争には決着がついたらしいが...なんと四億五千万ドルのお値段。


映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』予告https://www.fashion-press.net/news/78416 映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』が、2021年11月26(金)より、TOHO シネマズ シャンテほかで全国順次ロードショー。リンクyoutu.be

ダ・ヴィンチの真作とされるが.....

ダ・ヴィンチのプロダクションで製作された事には間違いはなさそうだが、本人の関与度合いはなんとも言えない。


来歴はある程度まで明らかになっている。

フランスのルイ王朝の依頼で製作され、イギリス王室の手に渡り、その後一族の誰かが売り飛ばし流転し、姿を消した。

今世紀に入り忽然と現れ、法外なお値段でサウジアラビアの皇太子が落札し....退蔵されたまま彼の豪華ヨットに飾られているらしい。

今後とも一般の目に触れる事はまずない。あるとすれば外交カードとして利用される場合だけ。

絵のタイトルは「世界の救世主」を意味するらしい。

世界を救うかどうかは分からないが、サウジアラビア王国を救うことは十分あり得ます。


なお、公表落札価格にはバイヤーズプレミアムが加算されていますから、ウンジュウ億円がオークション会社の懐に入ったはずですから、クリスティの救世主でもあった。

この映画でも値段を釣り上げるあの手この手が....(^^)



この絵画の真贋なんて微妙な話で、世界が信じてしまえばそれで決まる。

また、未来の真贋論争の決着にかけるって、、、まるで博打だ。



都立美術館に寄託された「伝フェルメール作品」

真贋を棚上げ(帰属とはそういう事らしい)してのオークションで、なんと11億円

仮に真作となれば....

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