歴史学は社会科学の分野とされるが、ともあれ「科学」の一領域である。
しかし、狭義の意味での科学は「自然科学」に限定される。
すなわち科学とは(多少曖昧な言い方ですが)実験や観測により法則を導き出しその法則による再現可能性を証明することが可能な認識活動領域だとされる。
身も蓋もないはなしであり、そう言い切れば歴史学は学問かもしれないが、科学ではない。
科学でなければそれは「非科学」という(^^)
仮に歴史にも歴史法則があれば、それは歴史のダイナミズムには必然的な法則があることになる。
かの偉大なカールマルクスは歴史法則を喝破したことになっているが.....大方の理解ではあれは壮大なファンタジー。未来予測はもとより、太古の過去すら彼の想像に過ぎない(当時の考古学の知見はその程度)
単なるファンタジーならばその限りだが、あまりに壮大で体系的なものだから、歴史学徒の多くが洗脳され未だにその呪縛から脱却出来ない有様はけだし亡国的な犯罪であり、国体明徴史観と共に国史学を未だに歪めているし、まさに「非科学」である。
しかし、、、
本当に歴史は偶然の積み重なりなのかねえ?
あるいは「必然的な法則はあるが、まだヒトザルの知力では認識できない」
のいずれかだろう。
いやいや「ほれこの通りの法則があるじゃないか!」なんて、、、こんな空虚な事は誰も口にしないはずだし聞いたこともない。
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