目あきは不便だねえ、、、
この名作の濫觴は子母澤寛氏のちょっとした随筆。
視覚障碍者の腕の立つ凶状持ちがいたとかなんとか
彼の著作は「新撰組始末記」しか読んだことがないので、これ以上の雑学すらない。
しかし、このキャラクター設定は秀逸だったようでさまざまなメイキングを生み出した。
まあ、、、この名台詞も実に素晴らしいが、これは多分だが、塙保己一先生が最初だ。
目あきの門人たちを相手に源氏物語の講義を行う塙保己一。そこに一陣の突風。
行燈や蝋燭が全て消えてしまい、、、騒然とする門人
塙保己一慌てず騒がす.....
なんだい。目あきは不便だねえ🫣
同じエピソードは司馬さんの「燃えよ剣」にも出てくる。
土方歳三の親類のある豪胆なオトコ。実は視覚障碍者なんだが、姫買いの帰り、、、増水した多摩川の辺りで逆巻く波を恐れをなす健常者。
その盲、、、慌てず騒がす、褌一丁で河を泳ぎ切る。
目あきはなにも見えちゃいないんだよ
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