公開会社としてやれと言われればやらざるを得ない。正確に言えば、やらなくてもいいが「やらない合理的な理由を開示する」のが極めて面倒臭いから、みなさん投げやりかもしれないが開示しているって(^^)
こんなお題目で世界で闘える企業の経営陣が作れるならば苦労はしない、、、と思うがなあ
例えば、、、某複合専業商社の例
知らない方が沢山おいでになりますし、個々の役員のスキルの評価には論評しないが、マルの付け方に一定の法則がありげに見えます
また、スキルな専門分野の体系化(及び概念規定)の適否は、、後述
ある意味で「正直」だと思うが、ESGには皆さんそのスキルを有しながら同じような項目でスキル無しって論理矛盾だし、世界を相手に闘う稼業でグローバルはダメとか事業知見があることが他のスキル評価の前提だと思うが、、、、この辺りはようわからん。
ITやDXが弱いのは以前からよく知っていますが、スキルがある取締役が二人もおられるのは事実ならば実に力強い。
ある意味で「正直」と書いたのは、北青山あたりの総合商社のトップは全てに丸がついているらしい。
流石に稼ぎの大きい企業のトップだけのことはある(^^)
内心、、、その傲慢さや忖度さを危ぶんでいますがね
そう言えば三河あたりの世界的大会社のトップも完全無欠のスーパー経営者だそうな、、、
すこし、歴史に学ぼう。
徳川慶喜公。駿河の地で悠々自適の日々
ある日帝大で学ぶ子息がやってきた。
曰く、 何を学んでおるんだ?
答えて、民法とか会計とか
曰く、 人の上に立つ人間が学ぶべき事ではないわ
中華統一を果たした祝宴の際のこと
漢の高祖劉邦が嘆息して曰く
俺には何の取り柄もない。
戦略立案能力は張良の足元にも及ばない。韓信のような大軍の指揮はとうてい出来ない。兵站を円滑に進める緻密さや細心さは蕭何にお呼びもつかない、、、が、何故ろくなスキルのない俺が中華統一の偉業をなし得たのだ?
ある陪臣応えて曰く
陛下は能力ある部下を見出しその能力に応じた使い方がおできになるのです。
人を使いては疑うなかれ
疑いては人を使うなかれ
トップはそれだけが出来ればいいのであり、ある意味で一番難しい事を陛下はおできになったのです。
スキルマトリックスの「スキルの体系化」は個々の企業の自由設計に委ねられている。
企業の器量を押し測る物差しとして結構面白いのかもって気がしてきた。
マルの有無や数よりもそっちの方に興味津々
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