ある情報誌の記事。
エビデンスの裏取りが出来ないので、記事のままサミング、さらに私見を斜めから。
昨今のアメリカンは怒鳴る度の登場以来過度に本音と建前を使い分けるらしいので、さもありなんかも
アタシだって「戦争に反対ですよね?」と問われれば、、、前提条件なしの二択だと回答拒否
あるいは、心にもなく露悪的に答えるかも
知的で良心的な民主党好みなスペンサートレーシーの遺作。
リベラルを標榜するアッパーミドルの白人の両親に婚約者を紹介する娘だが、、、なんとお相手は
なんておはなし。エンディングは予定調和なんだが、途中経過はなんとも、、、口には出せない共感。
しかし、これがおフランスのものがたりならば、コメディにするだけの民度なり文化基盤がある(のでしょうなあ)
アメリカンの国論を引き裂く「銃規制と人工中絶」問題
銃の保有比率は白人の方が高い
銃暴力をシリアスに考える白人は少数派
銃の被害に遭う白人は黒人の一割に過ぎない
人口中絶の多くは非白人である
白人は保険加入率が高くいざとなればメディカルツアーが可能である。
つまり国論を引き裂いているのは特定の政治的なイシューではなく「人種問題」に過ぎない(あるいはそのもの)という視座である。非白人比率が暫増し、マイノリティの立場が強くなってくると心穏やかならざる、、、ってまあそうなんだろう。その心の隙間に差別的言辞が忍び寄る。
あの最高裁判決のあと待ってましたとばかりにバイブルベルトの白人知事(主として共和党系)が人口中絶法案を議会に提出。
票読みに有利あるいは不利にはならないと判断したのでしょう(事前に判決文がリークされ充分な検討準備期間もあった)
銃規制だって無残な大量殺人事件が起きればメディアや政治はシナリオ通りのアクティビティ(全米に衝撃を....とかなんとか)でそれ以上でも以下でもない。
つまり全米が口角泡を飛ばす沸点状態、、、だと勝手にアタシ達が思っただけだったのかも
倭国だって国論を二分したと言われる60年安保
当時の宰相は「国会あたりのデモ隊よりも後楽園の観客の方が多い」と傲然と言い放った(とアタシの記憶では)
我々はこんな国家に民主主義を教わったのだ。
大江の言う「戦後民主主義こそ至高の価値」なるテーゼがかくも空虚で脆弱であるかの証明のひとつかもしれない。
白人が共和党に内心的にシンパシーを感じるならば、対抗上民主党は黒人やヒスパニック系に傾斜する。
我々アジア系はどうしたらいいのかなあ?
まあどう見ても倭人系はアジア系のなかではヘゲモニーはとれないしまたとらしても貰えない、、みたい。
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