2018年8月10日金曜日

牛の舌



仙台の牛タンは有名ご当地グルメに成り上がったが
そもそもは占領軍の廃棄食材の有効利用である。
従って国産和牛なんか使ってません。

タンならばエゾシカの方が希少性もあり、美味しい。
とかなんとか、ジビエ話題に転じると思いきや、
俳句の世界へ(^^)

知らない方の方が多いが、牛の舌とは舌平目の副題である。
分類法的には、舌平目はカレイ目ウシノシタ科に属する。
見た目が似ているからだろう。
そのままどちらも夏の季語になった。五文字だから気取った使い方は
できないが「牛の舌」を使えば外連味がでる。
お得意の狂言綺語の世界


夏炎汗塩味牛舌平目

注:炎 ほむら

この炎夏に火を使っての料理なんか狂気の沙汰
だからこそ、自前の汗の塩加減で肉と魚の料理で乗り切ろう。
なにはなくとも口先三寸....


漢字だけの俳句って、どう読むかの楽しみと工夫を
与えてくれます。
さて、夏井いつき先生ならどう批評する(^^)
オバちゃんは子規の伝統を引き継ぐ松山俳人。
蝸牛庵の前衛俳句は...お好みじゃないわなあ(^^)

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