2018年8月23日木曜日
テンビン、ヤギ、ウサギ、カジキ、カンムリ、クジラ、コップ、コンパス、
脈絡のない普通名詞の羅列ですが、意味性はあります。
が、多分答えられる方は少ない・・・まずいないかも。
命名というのはある種楽しい愉悦に満ちた作業である。
かといって、恣意的である事は好ましく無く、ある種のプリンシプルがある方がいい。
噴火や地震のような災厄が生じると政府の対策本部のまずもってのお仕事は・・・
戒名の命名(意図性はありません。警察用語の転用です)
かつては、対策会議初日の会議時間の半分は、命名で各省庁が綱引きをやったらしい。
被災者にとってみればやりきれない話である。
しかしながら、台風だけは、ルールが明確であり、カウント開始時期から起算し、1から昇順でネーミングを行う。
平均すれば、30の少し手前でカウントは終わる。
が、毎年(例えばですが)15号台風がある訳で、印象に残りにくい。
ハリケーンのように、ヒトザルの名前を一定の順番でサイクリングする方が気が利いている。
倭国も、かつては、ジェーンとかキティとか命名したものだ。
西太平洋諸国間で「台風委員会」なる組織を構成しているらしい。
17カ国ですが、用もないのに何かと口出しだけはしたがるアメリカンもメンバーです。
中華民国は入れてもらえません。
ミッションの委細は詳らかにしませんが、メンバー国が台風の命名権をもっており、提示した命名が一定のルールで
ローテーションする仕組みらしい。
170の命名候補が順番に使用されるので、五年程度で一巡する。
当然に未曾有の災厄をもたらせば、欠番扱いとするらしいが、幸いにして、ルール制定してから16年経つが、未だに欠番はない。
実に面白いのは、各国が各国なりの命名ルールで命名するが、そのルールに統一性が無く、
一年間並べれば、意味不明な乱数状態になるってところ。
倭国は、星座を任意に選んでいるようだ。
天秤座や山羊座はいいとしても、以外は見た事も聞いた事もない。
アメリカンはお得意の人名のようですが、それだけでもないルール不詳な命名
ベトナムは地名ですが例外もある。
ミクロネシアは、伝説的な人名や地名ですが、これまた例外あり。
あれやこれやと眺めていると妄想がかき立てられますので、これはこれで楽しい。
問題は認知度。
気象問題にそう興味がある訳でもないが、十数年間全く知らなかった訳であり・・・・
そうなれば、不明を恥じ入るばかりである(でも、きっと僕ってマジョリティだ!)
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