HBOというタイムワーナー系のケーブルTV会社。
なかなか格調あるムービーを作ります。
出演者の顔ぶれも凄いし、バジェットもそれなりだろうと
思います。
素材は、二千年の大統領選挙
稀に見る接戦混戦乱戦....いや場外乱闘(^^)
かのエロトマニアのクリントンのモニカ事件が無ければ、
アルゴアの圧勝の筈が、ブッシュ二世の番狂わせ。
アメリカンの劣化の始まりみたいにも思えます。
映画では概ね公表されている事実に敷衍して展開する。
土壇場の勝敗の帰趨は最期のフロリダの開票にかかっているが、
開票結果は二転三転。
僅差でブッシュ勝利になったが、僅差の場合はリカウントするルール
なんですが....
面倒だからリカウントをやらないカウンティが続出
間違いやすいパンチカード型の投票用紙
誤読取しやすいカードリーダー(無効票続出)
恣意性の高い判断を強行しようとする共和党系の選挙管理委員会長
あとは法廷というジャングルでのファイトで
暗躍する三百代言屋やロビイスト
果たして正統な選挙で選ばれたプレジデントかしら?って
最近とみにそんな議論があるが、今に始まったことでもないのです。
しかし、選挙を無効にするとか、全数リカウントすることに
司法は臆病なのは、どこも変わらない。
やはり数千万人の民意を一握りの人間の判断でチャラにするのは
相当な理屈がいるし、後世へのインパクトを思えば....
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