2018年8月24日金曜日

長い灰色の線


涙腺を刺激するだけの国策映画も時として悪くはない。
稀代の大根役者と言われながらも

愛情物語
情婦(検察側の証人)

の演技はなかなかのもの
以外は見てませんので、監督の指導力の賜物だけかもしれません。


ヒーローは実在のアメリカ陸軍士官学校の教員
五十年の一代記をジョンフォードがアイリッシュへの
愛情満載に描く、悪人が誰一人登場しない佳作です。
背景は二十世紀前半の戦争の時代ですが、
悪しき戦争犯罪はまったく登場しません。
内部でのパワハラ、セクハラにも無縁。


ウェストポイントの制服はグレーだった。
その制服姿の士官候補生の隊列を 長い灰色の線 と呼ぶらしい。
同じ軍人養成所とはいえ、フルメタルジャケットとは
えらい違いです。
海兵隊なんてグリーンカード欲しさの移民崩れが最近は
多くなり、規律は乱れ放題....はよく聞きます。
だからといって、エリート達だって...


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