2019年1月15日火曜日

オスカーレース(第二幕)



アカデミー賞作品賞の選考プロセスには、多少の変化があるが、
全会員の投票により、ノミネート作品が選ばれ、
更に作品賞が選ばれる。
かつてはスタジオの意向で決まったらしいが、
最近は多少民主化されたようだ。

しかし、所詮は業界世論に左右されるし、
会員といっても全てが目利きでもない。
今年は第九十一回。
まあ、こんだけの作品賞があるわけだから玉石混交

1930年代
風と共に去りぬは文句なし
おかげで同じ年の駅馬車は大破。運が悪かった。
大いなる幻影がおちるのは、ハリウッド映画人の審美眼の程度
一方で、西部戦線異状なしが選ばれてますが、
後のノミネート作品が酷すぎたのでしょうねえ

1940年代
メロドラマの極致であるカサブランカ!
我が谷は緑なりきは素晴らしいが、
市民ケーンを押しのけるかなあ?(絶対にウラがある)

1950年代
残念ながらハズレは...
ローマの休日
欲望という電車
サンセット通り

1960年代
アメリカンニューシネマは全滅
俺たちに明日はない
卒業
明日に向かって撃て
更にイージーライダーに至ってはノミネートすらされない。
まあ豊饒なミュージカル映画のデケイトだったし、
アラビアのロレンスを忘れてはならない!

1970年代
ディアハンター、ロッキー、ゴッドファーザーは当然としても
スターウォーズや地獄の黙示録を外したのは恥です。

1980年代
コメントは有りません

1990年代
同上

2000年以降の近しい時代の作品は
評価するには早すぎる。
しかし、映画史に残る作品でノミネートもされなかったのは...

2001年宇宙の旅
サイコ
第三の男
ブレードランナー
天国の日々


まあその程度だということで、アタシもお祭り騒ぎに
付き合っているだけ(^.^)

0 件のコメント:

コメントを投稿