2019年1月16日水曜日
勝ったのは...ブリジット・ニールセン
極貧から這い上がったAV男優イタリアンのアメリカン・ドリームは
ロッキーに如かず。
映画化の経緯からすれば、キャラクター権はスタローンが保有している
可能性が高い...がよく分からない。
ともあれ、正典としてマトモなのは、R1から4まで
インフレ調整をすれば、ざっとですが、各作品は世界興収だと、
三ないし四億ドルを軽く超える...
欲に限りがないのか、更に愚作が二本ばかり
愚作ですら充分ビジネスにはなったみたいですが、
ブランド価値を毀損したことは否めない。
アポロを殺したソ連の最終殺人兵器であるドラゴを
政権幹部が観戦する中、不利なアウェイで
劇的に勝利し...米ソ戦争に決着をつけた!
このR4で打ち止めにすべきだった。
しかし、物語にはその後が付いて回る。
アポロに息子がいて、ロッキーの指導で世界ランカーまで成長する。
一方で敗者のドラマは更に波瀾万丈。
国家の威信を失墜させたドラゴは、
ボロ雑巾以下にうち捨てられ、ゴージャスな妻は
愛想をつかして権力者の愛人だか妻の座にくらがえ。
ドラゴとその息子は重労働としがない前座ボクサーの日々
あの悔しさをバネに、復讐の牙を研ぐ。
映画(クリード2)
父子鷹があそこまでリベンジに炎を燃やすのは...
実は父子を棄てた元妻(ブリジット・ニールセン)への限りない愛憎
このプロットが実に素晴らしい!
実はスタローンの極貧時代を支えた糟糠の妻の後釜に居座ったのが
このモデル上がりのゴージャスなオンナ
R4で意気投合し、次回作のコブラでも共演
そしてトロフィーワイフとなったが、二年しか持たなかった。
この辺りのスキャンダルで慰謝料とかなんとか、
当時のスタローンには金欠状態だったのでしょうかなあ
愚作の背景にオンナあり?
ボクシング映画の御約束通りの展開ですが、
ロッキーに勝ちたいよりも、ニールセンを見返したいって
心情が、この映画を面白くしている...というのが、プロ映画鑑賞家目線(^.^)
このロッキーのスピンオフシリーズは、
普通ならこれで終わり。
しかし、ロッキーは不和だった息子と和解。
お孫さんと初めて会います。
癌に侵されたロッキーの余命が二十年近くあるとは
思えないが、ハリウッドのスタジオシステムは、
企画力ありますから、なんか考えるんでしょう。
アタシの余命があるうちに小屋にかけてよね
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿