いまさら古代オリンピックのスタイルに帰れ、、とは非現実だが、いま起きている諸問題の根源はどうも「団体種目」にあるような気がしてきた。
古代オリンピックは個人競技だけだったはず......
まずもって肥大化の問題。
参加国はこれ以上飛躍的には増えないだろうが、競技や種目はどんどん増える。
競技はレギュレーションが決まっており、簡単に増やせないが、種目....つまり団体競技化は比較的簡単にできる。
元々がチーム競技であることはさておき、個人競技を殊更に団体種目にする事はあまり感心しないし、その必要性もよく分からない。
個人種目とは言え国家を背負っていることには違いないが、団体種目となれば、ストレートに国家間の国威をかけた競争となる。
ズルをやっても選手の健康を損なっても勝つ事が優先されることは.....あの国なんかをみてると
オリンピック開催自体が国威高揚策や経済効果期待であり、純粋にスポーツ愛や振興だけだと思うほうがどうかしています。
新国立競技場がそれを象徴しています。国際規格に合致しない貧弱なスペック。単にオリンピックさえ開催出来ればよい程度。
スポーツ振興や国際大会でもっと表彰台にたちたいならば、四半世紀毎にオリンピックを開催するよりも、その費用を強化対策費に充当する方が遥かに効果的だと信じて疑わない。
人生で一回か二回自国でオリンピックが開催されてナマで見てみたいと思うか、、、毎度毎度ニュースにならないほどに国際的な大大会で我らの同胞が勝ちまくる、、、のとどっちがいいですか?
0 件のコメント:
コメントを投稿