かつては(今もそうかも)倭国には国体ジプシー選手なる
種族がいた(いる)
五輪には手が届かないが、国内的には準トップクラス
連中は毎年国体開催県の自治体なんかを転々とし、
開催県優勝に貢献する。
毎年開催県が優勝するカラクリには様々ありますが、
その一端である。
自治体なり国家の面子がかかればなんとしても
有力アスリートを集めたいのは人情として分からなくもないが、
度を越せば喜劇にしか見えない。
スポーツ国籍なる概念がある。
基本はいわゆる国籍と等号であるが、多重国籍者に対しては
いずれかをチョイスしてもらう。
変更は一回限りで、何年間かはダメとかなんちゃらが
基本ルールとなっている。
国籍変更は自由自在だが、スポーツ国籍の変更には、
一定のインターバルとかその国の居住実態とか要件が加重されている
筈である。
しかしながらスポーツによってはレギュレーションが甘くて
一定期間の居住があれば、ラグビーではスポーツ国籍が
与えられるようだ。
倭国のラグビーも多少は強くなったが、そんなカラクリだけに
依存しているならば気持ちは複雑。
世界的な人材獲得競争の流れ...かもしれないが、
まあ致し方ないのかな。
勝者も敗者も須らく同化して国力を高めたクラシックローマの
故事に習うとしよう。
優れた人材が集められるのも国のチカラ
曰く...
桃李物言わず、下おのずから蹊を成す
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