2018年9月11日火曜日

スポーツロマ民族



かつては(今もそうかも)倭国には国体ジプシー選手なる
種族がいた(いる)
五輪には手が届かないが、国内的には準トップクラス
連中は毎年国体開催県の自治体なんかを転々とし、
開催県優勝に貢献する。

毎年開催県が優勝するカラクリには様々ありますが、
その一端である。
自治体なり国家の面子がかかればなんとしても
有力アスリートを集めたいのは人情として分からなくもないが、
度を越せば喜劇にしか見えない。


スポーツ国籍なる概念がある。
基本はいわゆる国籍と等号であるが、多重国籍者に対しては
いずれかをチョイスしてもらう。
変更は一回限りで、何年間かはダメとかなんちゃらが
基本ルールとなっている。

国籍変更は自由自在だが、スポーツ国籍の変更には、
一定のインターバルとかその国の居住実態とか要件が加重されている
筈である。

しかしながらスポーツによってはレギュレーションが甘くて
一定期間の居住があれば、ラグビーではスポーツ国籍が
与えられるようだ。
倭国のラグビーも多少は強くなったが、そんなカラクリだけに
依存しているならば気持ちは複雑。

世界的な人材獲得競争の流れ...かもしれないが、
まあ致し方ないのかな。
勝者も敗者も須らく同化して国力を高めたクラシックローマの
故事に習うとしよう。
優れた人材が集められるのも国のチカラ

曰く...

桃李物言わず、下おのずから蹊を成す


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