2018年9月30日日曜日

静かな夜更けにいつもいつも 🎵



爆音上映もたまにはいいけど、こういう「無声」的な映画もある意味で好きだ。
映画を構成する重要な因子をあえて粗末にする...
本来はあってはならないが、ノイズまみれの昨今、自然の音に耳を傾けることも
稀になったんだし...

☆大いなる沈黙へ(グランシャルドルーズ修道院)
ひたすらに沈黙行に勤しむ修行者の日々を描く
聞こえるのは自然音だけ

☆アーティスト
今時無声映画なんか作ったらオスカー作品賞をとってしまった!
アメリカでの一定の公開条件さえ満たせば、
フランス製の無声映画も対象になると知った。

☆ドント・ブリーズ
暗闇の個建のなかで元特殊工作員の盲目老人に逆襲される
若い強盗犯たち。
会話は勿論、息遣いだけでも気取られる...




無声映画と無音映画は全く違います。
有史以来実験映画は別にして、無音映画が公開された試しはない。
当時の劇場には、楽団と弁士がいました。
やはり、サウンドはイマジネーションをかき立ててくれます。
言葉以上に雄弁である事もあります。

つまり、無音は単に録音技術の問題ですが、
無声は映画の技法なのです。



肝心の映画批評

クワイエットプレイス

旦那(海外ドラマ ジャックライアンの主人公)が、
嫁(あのエイミーブラント)を主役に据えての低予算(たった17百万ドル)の
ホラー映画。
興収的には万馬券!
作品的にはオスカーも狙えます。


to be continued

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