2018年9月24日月曜日

バーフバリの時代



神話的世界の大叙事詩なのはいいけど、いったい

いつ
どこ のお話なのか?

シヴァ神が最高神らしいから、ヒンズー教世界の様です。
インド史(インド亜大陸全体)の歴史は分かりにくい。
思弁性の高い民族だからか、事実を淡々と記述する歴史や地理誌には
興味を示すことはなく、ヴェーダのような宗教性の高い
文献しかない。

インダス川流域に突然に勃興した最古の文明は、
忽然と消え失せる。
きっと宇宙人の遺産に違いない。
しばらくの暗黒時代の果てに、強大な宗教国家が入れ替わり立ち替わり
その後の群雄割拠、そしてムスリム支配から英国の属領へ...
宗教と結び付いた王権は結構商業主義的な経済基盤を有していた。
なんせローマや長安で売り捌けば仕入れ値の百倍の利潤が得られた。
商業が衰退すれば王権も弱くなる。
思弁性が高い割に功利主義な民族なんだ(^^)


多分ですが、ガンジス川上流のネパールやブータンとの
境辺りが舞台のようです。

リアリズムとは無縁ですから、宗教的な禁忌に抵触しない限りは
なんでもあり。
つまらん時代考証なんか関係ないか。
観客の大半はインド史なんか無縁だから、エキゾチック感だけで
足を運ぶだろう。
大学の恩師が言うとりましたが、
インド女性は、本当にエレガントで綺麗だと...
綺麗で、スタイル良くて、歌って踊って演技ができる。
21世紀のハリウッドはきっとインドに違いない。

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