2018年9月17日月曜日

妙味はロジスティックにあり!



段取り八分って言います。
目立たないのですが、一隅を照らすことこそ国の力。

七人の侍
荒野の七人
オーシャンズイレブン
戦争の犬たち

手に汗握るクライマックスの山場にワクワクするようでは、プロ鑑賞家ではない。
準備段階やメンバー揃えの紆余曲折に妙味がある。
だから、オーシャンズシリーズは続編から見るに耐えなくなる。
毎回メンバー編成を変えれば多少はマシかもしれないが、そんなリスクは犯せないのだろう。
かの黒澤の名作がまたまたリメイクされるらしいが、そこんところをどう味付けするか以外の興味はない。
が、メンツを予告編で見る限り・・・月並みですねえ。
リーダーをアフリカンがやったり、アジア系が登場したりだけじゃ妙味とは言わない。


フォーサイスは「ジャッカルの日」が最高作かも知れないが、
ロジスティックの巧みさにかけては「戦争の犬たち」に
如くは無い。
山場のアフリカの独裁国家の壊滅作戦なんかあっと言う間に終わる。
至るまでの周到な準備が見せ場なんだなあ。
騙されたふりして裏かく知力。
傭兵って、海兵隊のお給料の十倍以上らしいが、それ位の値打ちはあります。








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