2018年9月3日月曜日
肩に踵は変えられぬ・・・・かな
金甌無欠万能無敵とはいえ、肩の痛みがひどい。
旧知のペインクリニックの標榜医に訴える事...
ジークフリート肩に激痛が
予想通り洒落が通じない(^^)
矢張りそうだったのか・・・・と
思わせぶりに話題を唐突に過日のトロイ戦争に切り替える。
ギリシャ神話上最高のスペクタクルで、
英雄豪傑入り乱れ、神々の代理戦争の様相。
なんちゃって最強の英雄は、ギリシャのアキレス。
産湯代わりに地獄の黒流にどぶ漬けになったもんで不死身の肉体となった。
しかし、足首を持って川につけたものだから、
その部分だけはウィークポイント。
お陰様で神話のみならず医学に於いても不朽の盛名となった。
2004年のアメリカ映画「トロイ」は、
ブラピがアキレスを演じる二億ドル弱の
スペクタクル大作。
塩野女史が酷評したからでもなかろうが、
どうも感動が薄い。
アキレスが弱点の踵の負傷でなく死んじゃうのは如何なものか?
トロイの木馬に身を潜めって、史実のあとさきが違うでしょう。
映画的には、踵の怪我で死ぬよりも、
心臓に矢を撃ち込まれる方が絵になる。
と言う事で北欧神話のジークフリート登場。
彼も不死身なのですが、それは退治したドラゴンの流血のお陰。
激闘の末、のた打ち回る巨龍から流れ落ちる滝のような流血を
一身に浴び仁王立つジークフリート
絵になります。
しかし、よくしたもので、そのときどこからともなくリンデンバウムの一葉。
都合よく彼の肩に舞い落ち、その箇所だけには血を浴びることがなかった。
後年それが元で命を落とすってところはアキレスと同じですが、
はるかに映像美的です。
ということで、蝸牛庵の肩は別名「なんちゃらの肩」と呼ばれているって最初に戻るのです。
もっとも、グーグル検索でも踵の知名度に比べてあまりに気の毒な状態。
しかし、何事も、めくらが千人いれば多少の目明きもいる...はずだが
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