2018年9月29日土曜日

誰のためのプロパガンダなのか?



反ナチス映画の多くはシオニストの資金が背景にあるだろうとは
容易に想像できる。
あの巨悪があった事を風化させるな!という妄執のなせる技。

一方で、我々だって戦いもし痛切な反省もしていると言う
自己弁護的な映画もある。
悪いのはナチスであり、ドイツ国民全体の犯罪ではないんだ!
反面一人一人が小さなヒトラーだったという視点もある。

しかし...斯様な視座もあるのか

ヒトラーと戦った22日間

かねがねから不思議だし不満だし理解できなかったのは
ユダヤ人たちは易々諾々と強制収容所に送り込まれ、
ガス室で死んでいったのか?

脱走や暴動が起きなかった筈はないのだが....
積年の疑念に答えをくれそうな、ポーランドのソボビルにあった
強制収容所での反乱。
場所は、ルブリン県だというから、ウクライナやベラルーシとの
国境あたり。
絶滅収容所ですから、20万人弱の犠牲者が出たとされる。

1943年の秋
ユダヤ系ポーランド人と赤軍兵士をリーダーに六百人の
大脱走が敢行され、約半分が脱出に成功した。
もっとも、最終的に生き延びたのは数十名に過ぎない。




箸休めにあの「大脱走」の話題を...
300人程度が計画に参加し、脱走できたのは80人くらい。
実際に生き延びたのは、二人だか三人。
二人乗りのボートで中立国の貨物船に乗り込んだのと、
自転車でノンビリ国境を越えた一人。

割に合わないプロジェクトですが、
実話のほうはなかなかの成功率
実際にあまりの衝撃にこの収容施設は閉鎖されました。


ワクワクしながら予告編を堪能し、いそいそと劇場へ
なんだこれは!
赤軍兵士によるナチス虐殺劇。
プロジェクト成功の功績はポーランド人リーダーシップだと聞いていたが...


嫌な予感しましたよ
これってロシア映画なんだとは迂闊にも...

ロシアはユダヤのために血を流し
冷酷残忍なドイツ人に復讐しました!というかメッセージ。

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