まさしく「国ガチャ」
興行施設(今回はナイトクラブ)の安全規制が甘いのか、規制が守られていないのか、不備を黙認していたのかは定かではない。
2015年のブカレストで火災が発生し、三十人弱が死亡する惨事が起きた....しかし本当の災厄はそれから始まる。死者を遥かに上回る感染症による負傷者の病死が多発した。命を救うべき医療施設で「大量殺人」が起きた事で輿論は政権打倒にまで....絶望的なまでに腐敗堕落した医療体制を暴露したのは、、よく知らないのですが「ルーマニアの東スポ」みたいな紙新聞
医療資材(事例として消毒液)が正規の規格通り作られていない、さらに水増しして使われている.....にも関わらず、担当大臣(前職は病院理事長だそうな)は胸を張る
消毒液には問題はなかった。院内感染の事実はない。
我が国の医療水準はEU基準に照らしまったく問題はない!
しかし天網恢々ナンチャラの通り、消毒液メーカーの悪行の法的追求が始まり、粗悪品を知りながら「メーカーの営業」を受けて購入していた多くの医療機関もあぶり出され.....これからと言うときに「都合よく」メーカーのオーナーは交通事故死。
事故か事件かは判然としないまま幕引き
医療界の闇は果てしなく深く広く、、、を示唆しながら、この秀逸なドキュメンタリーは終わります。
かなりヤラセっぽいしあざといのですが、あるべきメディアとはこんなのを言うのよ。
こんなのが素材になるのは「あるべきメディア」自体がレアケースだからだろう。
火災から十年近くたち、ルーマニアの医療界が浄化されたのかどうかは知りません。
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