先ずはこのシーンから。リング映像の三分十八秒あたり.....
この作品のシーンとしては、ポーカーバトルよりも二人のプロファイリングバトルの方が遥かにプロ好みな見応え感。
白熱した言葉の応酬の果てに、ヴェスパーリンド嬢はJBの左手首に目をやり...
ヴェスパー ローレックス?
JB いやオメガだ。
ヴェスパー いい時計ね
ローレックスなんか金満見せびらかし悪趣味というのがヴェスパーの価値感であり、同じ高級ブランド品でもオメガ愛用ならば信頼ができる....という暗喩で二人の会話が終わる....という読み筋はあまりにやり過ぎだし、かなりな高額サラリーとはいえ一介の国家公務員で富豪でもない彼にはそもそもローレックスはミスマッチ。
白熱の会話バトルの最後がホッコリするのは悪くはないが、、
しかしながら、ダニエルクレイグ以前の007は基本的にローレックスを愛用しており、このシリーズからJBの造形に相応しくオメガがプロダクトプレイスメントになったから、スポンサーの意向に沿ってのさりげない台詞。無論多少の暗喩との二重構造にするところが流石に巧みです。
しかし、ヴェスパー嬢ならば見ただけでオメガってわかっただろう...と冷ややかなのがプロ映画鑑賞家
アタシは腕時計はモバイルフォンをもつようになってから身につけなくなったし、それ以前からも左の袖が痛むのであまり好きでもなかった。
以前の奉公先には永年勤続表彰制度があり、記念品が貰えたのですが、時計ならばオメガ、、と言いたいが予算の関係て国産品。無論低価格品だし....我が家のケメ子様用に女性用を毎回頂戴していたが、彼女もいつの間にか時計をしなくなった。
かといって、左手首になんかアクセントが欲しいと思うこともあり....
なんてことないブレスレットですが、オメガの方が安上がりかも....
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