2018年10月25日木曜日

天邪鬼な大人の為の道徳の授業(5)



海に霧ふかし
身を捨つるほどの祖国はありや(寺山修司)


国の為に死ねるか?なんて愚問ですよ。
その為に、日米安保条約と自衛隊があるんです。
しかし、マキャベリはいいました...傭兵は国の守りたらず


学校で教わりました。
社会契約説
実際にそんな約束をした記憶も物証もないが、
仮説として極めて説得力があるから、未だに学校で教える。
但し、相当にバイアスがかかっています。

クラシックギリシア
民主主義発祥の地...実に素晴らしいなんて
素直に信じている方々に目を覚ましてもらいましょう

ギリシア民主主義は「市民」のための民主主義であり、
人口比で八割以上の奴隷はお呼びではない。
市民に勤労の義務はない。
それは奴隷のお仕事である。
市民の義務は...

兵役義務を果たす事
政治に参加する事
司法(裁判)に参加する事

市民は多忙である。
労働なんかやっている暇がない。


一方で「大草原の小さな家」を思い出そう。
須らく自力救済。
馬泥棒が来れば、自分で自分の財産を守り、罪人を捕まえ
処罰する。
忙しい農民にはとても無理だから、専業専門家にお願いする。
費用は税金として払います。
安全をオカネで買う以上、その約束が守れなかったら、
腕力を使ってでもいつでもクビをすげかえますからね....社会契約説とはそういうもの。


本来的に命と暮らしは自分で守るもの
誰かに頼んでも最後のツケは自分で払うしかない。
主権者であれば、国家は自分の一部
血を流すのは当然である。


有事となっても、国の滅びを傍観する
投票には行かない
裁判員に選ばれたら忌避する


いちいち行動は咎めないし、国籍離脱の自由は保証するから、
とっととこの国から出て行け!
あるいは、革命を起こしなさい。
失敗すれば内乱罪ですが、成功すれば、英雄になります...
って教えるのがあるべき道徳の授業です。

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