2018年10月15日月曜日

三月十五日の暗殺(2)



メディアの作為による偶像崇拝に騙されてはいけない。
生涯が悲劇的だとそれだけで大衆の紅涙を絞る。
名門出身とか美人の妻は単なる刺身のツマ
結果、その対極にある者は損をする。
歴史が正しく評価するとは限らない...とサイレントマイノリティは
天邪鬼にも一人で嘯くのです。

しかし、メクラがいればメアキもいる(差別用語らしいが単にレトリックです)
やっと、時代と歴史が天邪鬼に追いついてきた。

LBJ

彼にセカンドネームが有ったのは知らなかった。
JFKなんて、誤解を恐れずに言えば、虚像のかたまり。
理想を言葉巧みに説く事は出来るが...つまり、課題設定能力は凄いが、
課題解決能力には疑念がある。
公民権法なんて、南部の政治屋でなければ、実現する筈がない。
後継者は、コンプレックスの塊だったから、彼の衣鉢の現実化に
自己実現をかけた。
残念ながら(ベトナム)戦争に負けた大統領になってしまい、
ここでも、JFKの尻ぬぐいをさせられた。


次はニクソンの実像の映画化を期待だな。
晩節を汚しましたから、擁護も釈明もしませんが、
最高のバイスプレジデントでした。




職人肌のロブライナーが、うまくまとめていますが、
キャラが持つ地味な下品さが災いして、批評家からも観客からも
あまり支持は得られていません。
いい映画だがなあ

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