何が嫌いと言ってこんなたぐいは大嫌いだ。
映画は、毎日の労働に疲れ果てたプロレタリアが、
なけなしの小銭を握りしめて、ひとときの無為の慰安や享楽を
求めるものだ、
或いは高等遊民が、倒錯、頽廃、官能、耽美なんか無意味な芸術性の
片鱗なんかを期待するもの。
道徳なり人生の教科書、はたまたシルバー産業の一端でもない。
オリジナルタイトルは題名の通り。
意訳をすれば、新しい環境に馴染むとか独り立ちするって
感じになります。
それを「輝ける人生」とはなあ
35年連れ添って裏切られ、自由奔放な姉のアパートに
転がり込んだレディなんとかの人生ふたたびってお話。
最近よくある熟年誑かし映画です。
こんな映画をシルバー世代が夫婦連れで見に来るなんて信じられない(^^)
主演は渋めの役者、イメルダ・スタウントン
労働者階級出身ですが、なんと大英帝国勲章ホルダー
もっとも、ランクは様々あり、彼女は四番目のOBE
従って、ナイトやデイムの敬称は使えません。
ググった限りでは、デイムは現役女優だと...
マギースミス
ジュディディンチ
ヘレンミレン
エマトンプソン
あと、内田光子さんもディムです。
2005年の文化功労者選出ですし、
ディムの称号は2009年。
涜職の汚名だらけの文科省ですが、
それなりに目利きのできる役人もいるのです。
ノーベル賞みたいに後先逆は国恥です。
0 件のコメント:
コメントを投稿