2018年10月10日水曜日

天邪鬼な大人の為の道徳の授業(2)


啓蒙主義
最近は、傲慢で上から目線風で評判が悪いが
この言葉を使う使わないに関わらず、近代の教育とは不遜なのだ。

神の声が金科玉条であるように「合理的」であること
そうある事を横展開する事を強要するのが、近代的だとされる。

はじめに神の「言葉」があった。
言葉とはロゴス、つまりロジック...論理である。
神は論理的・合理的な存在なのですが、所詮は神の支配
そうではなくて、人間が支配する・すべき・出来るはずと考えたのが、
近代的な合理主義の行き着く先だった。


思えば辛い時代だ。
神は君臨はするかも知れないが統治はしない・させない。
ヒトザルが自己責任でやってみせます!
理性による自己支配と自己支配されたヒトザルによる自然支配

傲慢という言葉の意味はそういうこと。
西洋近代主義にさまざまなオブジェクションがいわれるのも
当然です。
地球が西洋を中心に回ったのは、たかが三百年
人類普遍の価値だというが、
その価値の妥当性が論理的に証明されたわけではない。

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